理工学部生の憂鬱

日々思った事、やってることの備忘録

電子書籍はなぜ高いのか

僕は電子書籍を愛用しています

書店まで足を運ぶ必要もありませんし、場所も取らなくて便利だからです

でも電子書籍って
紙に印刷するわけでもないのに1割ぐらいしか安くないの?」と
高く感じます

そこで気になって調べて見たんですが、
電子書籍の価格ってこれでも結構ギリギリみたいです

 

 

 

本にかかるコスト

紙・電子書籍ともにかかるコストとして

  • 著者の印税
  • 編集コスト

があります

 

編集コストは校正・校閲、表紙のデザイン・取材費などです

 

 

紙の本にかかるコスト

紙の本特有のコストとしては

  • 印刷・製本
  • 流通経費
  • 販売費

がかかります

 

ハードカバーの本は中のレイアウトを本ごとに製作したり
印刷に凝っていたりで更に追加コストがかかります

 

実際の割合

割合としては

  • 印税 10%
  • 書店の取分 10%
  • 取次(本屋の問屋) 20%
  • 印刷・製本・編集コスト 70%

 

仮に1000円の本を売るとすると、

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(印刷・製本は印刷所の価格を参考にしました)

 


電子書籍にかかるコスト

がかかります

 

電子書籍はそれ専用のフォーマットにする必要があります

紙の本のレイアウトが出来上がっていても
それをそのまま電子書籍化することはできず
修正やわざわざ作り直す必要があるそうです


大手や余力のある企業では自社で準備できますが
そうではない出版社は外注せざるを得ません

 

実際の割合

割合は

  • 販売サイトの取分 30〜50%
  • 電子書籍化(外注) 売上の半分

 

紙の本の1割引で販売、電子書籍化は外注、印税は紙の本と同じ額だとして

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・・・あれ? 紙の本より儲かっていない??

でも僕みたいに電子書籍って紙よりも安くないとって人が多いので割引しないと売れないし
しかもネット書店は本が埋もれやすいので、宣伝費が余計にかさみます

 

 

まとめ

電子書籍は紙という実態がなく、
おまけにネットはフリーが基本という概念があるので
電子書籍って高いなーと感じていましたが
実は諸経費がかさみ、ギリギリなお値段のよう・・・

 

本を置く倉庫代とか紙の本には他にもかかる費用はあるそうですが、
いずれにせよ、どの出版社も電子書籍化は負担のようです