Kindle Voyageを2年間つかった感想
こんにちは
たびたびブログで取り上げていますが、僕はKindle Voyageを使っています
1年使ったタイミングでレビュー記事を書いたんですが、
WebページをKindleに送って読んだり、カバーをつけたり、以前よりKindleをガシガシ使うようになりました
今回は使い方が変わった今、改めてKindle Voyageのレビューをしようと思います
良いところ
薄い
カバーをつけて厚みが増しましたが、それでも並みの文庫本よりも薄い
(356ページ+αの若林正恭さんの「社会人大学人見知り学部卒業見込」と比較)
カバンの外側についている小さいサブポケットにも入れることができます
紙の本は今でも図書館で借りたりして読みますが、
厚みがあるので小さいポケットには入りませんし、
アクセスしづらい大きなポケットに泣く泣く入れているのが現状です
どんな本でも均質に
ひとくちに本といっても文庫本や新書、ハードカバーと色々なサイズがあります
文庫本・新書なら持ち運びに便利ですが、ハードカバーは難しい
本によって行間や文字の大きさ、フォントの種類が違っていて落ち着かないことが
ままあります
以前に書店で、文庫本は文字が小さいからハードカバーしか読まないと大声で喋ってらしたご老人を見かけました
Kindleなら、どんな本を買っても物体のサイズは同じ
文字の大きさや行間、フォントの種類も自分に合うように変えることができます
一度刷ってしまったら改変できない本と違い、
どんな本でも同じように読めるのもKindleの魅力です
集中できる
Kindleは読書に特化した端末です
読書にひつような機能だけが付いています
その中でも重宝しているのが「単語検索」機能で
ちょっと気になった単語の意味をその場で調べることができるのです
紙の本だと辞書やスマホをいちいち取り出さなきゃいけないので不便
スマホを取り出したら通知が来ていて・・・気がついたら読書をほったらかしにスマホをいじっていたでは目も当てられませんし。
スマホやタブレットでの読書も言わずもがな
Kindleはe-inkディスプレイを採用しているので目にやさしく読みやすい
読書に専念できる、専用端末ならではの魅力です
悪いところ
容量
Voyageのデータ容量は4GB
書籍ばかり読む人なら問題ないんでしょうが
マンガや自炊本を読もうと思うと全く足りておらず、購入したマンガの半数はKindleに入りきっていません
モノクロ
Kindleの画面はe-ink(電子ペーパー)で、紙にインクで印刷したように文字やマンガが表示されます
しかし色はモノクロ
Webページや写真をふんだんに使った本、マンガの表紙やカラーページなども
もちろんモノクロ
なので味わいがかなり薄れてしまいます
カラー対応したe-ink自体は発明こそされていますが
実用化には至っておらず、満足のいく発色・色数を備えたものは当分でてくることはないでしょう
UI・動作
電圧をかけて表示内容を変更するというe-inkの特性上、しかたないのかもしれませんが
動作のもっさり加減がかなり気にかかります
ページめくりなら画面のリフレッシュをオフにすることでだいぶマシになりますが、
文字入力は苦しい
KindleのUIも出来が悪く、つい最近もマンガをシリーズごとにまとめる機能が追加されたが
コレクション(フォルダ的なもの)には入れられない
なんとも不便な仕様になっています。違うそうじゃない。
さいごに
メリットをまとめると、
紙の本のような物理的制約がなく、単語検索もできる
電子書籍はまさに「次世代の本」といえるモノです
一方で技術的制約で切り替えだとか、画面の色だとかに不満は残ります
(UIと容量についてはAmazon先生頑張ってとしか・・・)
しかしデメリットがあってもなお、
2年使う間にますます手放せない存在になりました
どのKindleが良いかは、容量以外はVoyageが好きだけど
容量で見るとOasisかなあ・・・