【2018北海道旅行】4泊5日の荷物
北海道と帰りのフェリーを合わせて5日間の旅(船中泊が2回あるけど、2泊5日なのか4泊5日なのか)。荷物はボストンバッグと日中持ち歩くリュックの2つのカバンに詰めて行った。
個人旅では極力荷物を少なくしたいなと思って荷造りをしている。
ボストンバッグ
衣類などを詰め込み、日中は宿泊先やロッカーに預けておくカバン。容量は26Lほど。
革好きを標榜しながら合皮製である。雨や汚れを気にしなくていいし、軽いんだもん・・・・・・。
移動時間が長いことがわかっていたので、そこを快適に過ごせることを第一に必要なものを厳選し荷造りを行った。
1.衣類
着ていくものを含めてニット・シャツ・ボトムスを2セット。写っていないが冬用の厚手コートも持っていった。
無難にオシャレであればよく、あれこれ服を着たいタイプではないのでこの程度で十分だ。
この程度と言いながらも圧縮袋を持っていないので、カバンの半分ぐらいのスペースを取られた。
2.寝巻き
無印良品で買った甚平。
初日がドミトリー、フェリーも共有スペースが多いということで、ラフ過ぎない格好に。
3.ハンカチ
トラベルアイロン持っていないのと、宿泊先でアイロンを借りるのも面倒なので5日間分持っていった。
4.下着類
地元にいる日程はエアリズム、北海道にいる間はヒートテックを着ていた。計3セット分。
5.マイクロファイバータオル
薄いのにたくさん水分を吸い取ってくれて、しかもすぐ乾く文明の利器。ボディタオルとしてよりも、洗った洗濯物を絞るのに大活躍だった。
6.洗濯セット
2セットばかりの衣類で、どうやって5日間乗り切ったのかというと、毎晩洗濯に勤しんでいた。
持っていった洗濯グッズは無印良品の折りたたみハンガーと引っかけるワイヤークリップ、そして数年前に雑誌で見て気になっていたスクラバのウォッシュバッグを今回の旅行のために購入した。洗濯機並みに洗うことができるそうだ。
7.サブバッグ
フェリー内で使ったり、お土産を買い過ぎた時のためのサブバッグ。
8.タコ足と充電器
無印良品の3口タップと30Wの充電器。ケーブルはLightningを2本(うち1本は後述のモバイルバッテリと一緒に日中使うカバンの中へ)
9.折りたたみバッグ
無印良品のパラグライダークロスの折りたたみボストンバッグ。
予備のくせにメインのボストンバッグがすっぽり入る大きさ。ドミトリーに荷物を置いて出かけるときに、ポンポン荷物を突っ込んで鍵をかけて簡易的なロッカーにしていた。
10.タンブラー
スタバのタンブラー。
長距離の移動中、冷たいまま温かいままドリンクが飲めて快適だった。ドミトリーやフェリーでコーヒーを淹れて飲むのに使ったりも。なくてもよいアイテムだろうけど、あれば頼り甲斐のあるアイテムである。
11.液体類
無印良品の詰め替え容器に入れたシャンプー・リンス・化粧水・乳液・日焼け止め・BBクリーム・歯磨き粉やニベアクリーム、ワックスとニキビの薬、石けんなどなど。
12.靴磨きシート
無印良品の靴磨きシート。函館山やモエレ沼公園など、靴に泥がつきやすい場所に行ったりしたので役に立った。
リュック
続いては日中つかうバッグ。神奈川旅行のときにも使用したHERZの「星のリュック」
廃番になったオイルドレザーを使用したモデルで、メンテナンスが容易なので旅行に最適である。
13.Kindle Oasis
暇つぶしグッズ。函館に行くきっかけになった紀伊カンナ先生の「雪の下のクオリア」やエトランゼシリーズを読み漁った。
14.iPad
暇つぶしに映画や雑誌を読んだり、撮った写真の整理をしたり。
15.iPhone
電車の時間を調べるのに大活躍。Yahoo路線案内が施設名でも検索ができ、電車のホームの番号まで表示してくれるので便利だった。(昔はホームまでは教えてくれなかった気がする)
16.身だしなみポーチ
普段から使っているものをそのまま流用。あぶらとり紙・メガネ拭き・常備薬・目薬・ハンドクリーム・マルチバーム・ソーイングセット・歯磨きシートが入っている。
17.財布
今回の旅はほとんど電子マネーで済んでしまった。でも小銭がなくってコインロッカー使うのに困ったり。
18.トラベラーズノート
地図や日程、持ち物リストを記した旅のしおりを作っていった。
それ以外にもレシートやパンフレットをまとめる、メモ帳として使うなど旅の間の使用法は多岐にわたる。
19.manaca(交通系ICカード)
相互利用できる交通系ICカード10銘柄の1角。函館空港→JR函館駅と新千歳空港→苫小牧西港フェリーターミナルのシャトルバス以外はすべてmanacaで支払い。
切符もその土地のICカードも買わなくていい、便利な時代になったものだ。
20.モバイルバッテリとLightningケーブルとMicroUSB変換アダプタ
LightningケーブルはNuAnsのショートバンド型。変換アダプタがあればMicroUSBケーブルがなくてもいいので便利。かさばるものではないけどケーブルだと絡まったりごちゃついた印象になるので、こういう地味な便利グッズは嬉しい。
写真には写っていないが折りたたみ傘とミラーレス一眼も持っていった。
荷物の量について
メインのボストンバッグの容量は26Lで、一般的には2〜3泊向けの容量になる。
パッキング術よく言われることなのだが、大きいバッグを選ぶとまだ入るから・・・と持っていかなくてもいいものまで詰め込んでしまう。あえて小さいカバンを選ぶことで必要なものに絞ることができるらしい。
旅行の荷物は少ない方が嬉しい。持ち歩くのに楽だし、コインロッカーも一番小さいサイズに入れられる。もし小さいサイズが空いていなくても(お金がもったいないが)大きいサイズに入れることもできる。その逆ではそうはいかない。
電車でも網だなに入れられる。飛行機も機内に持ち込めるのでバゲッジクレームで待つ必要も、バゲッジロストに怯える心配もない。
荷物の中で大きなスペースを占めるのは衣類だ。
必要なのはわかってはいるが、荷造りをするたび服の量の多さには辟易する。それに帰ったあとの洗濯も大変だ。
そこで今回はウォッシュバッグを導入し、旅先で洗って2日間分の衣類を回すことにした。
ホテルの部屋は往々にして乾燥しているので加湿にも役立つし、荷物の量と帰宅後の洗濯の手間が減る、いいことずくめである。
今回は厚手の冬服が多くカバンの半分ほどの容量を占めていたが、圧縮袋を活用したり冬場以外の旅行なら荷物の容量も減らせそうだ。
旅行のパッキングについて一家言をもつ高城剛氏が著書「Life Packing 2.1」によれば、氏は半年までの旅行なら10Lのデイバッグで十分、しかも洗濯は月に2回だという。衣類やシャンプーなどの生活必需品だけかというとそうではなく、パソコンやドローン、カメラといったものが入った上で、10Lなのだ。夏にも冬にも対応している上に、現地で買い足しているような様子もない。
さすがにそこまで削るのは匠の域に達しないと難しいが、その域まで達したら荷物の取り回しに困る事がなくて楽なんだろうなと憧れる。
さいごに
キャリーケースよりバックパックやボストンバッグ派ゆえに、荷物の量や重さにはシビアにならざるを得ない。キャリーケースと違って重みを全て自分で背負わなければいけないし、往々にして容量も小さくなりがちだからだ。
いろいろ削ったりはしたが、タンブラーやKindle、iPadなど人によっては不要だったり、機能が被っているアイテムなど、自分にとって大事だと思えるもの、旅を豊かにするものは諦めずに持っていった。おかげに快適な旅になった。
悩まされたのは厚手のニットとコートだ。「11月の北海道は雪が降り始めるぞ」と脅されて持持っていった。しかし今年は例年より暖かく、確かに朝や夜は息が白くなる場面があったが、日中は暖かく、特に電車やバス車内は暖房がきいていて汗ばむことも・・・。手袋やマフラーは持って行かなかったが十分に暖かかった(夜明け前の函館山だけは寒かったけど)。せいぜい薄手のニットでよかったと思う。
必要以上にかさばったとはいえ今までの旅行ではお土産を入れるスペースがなく予備のボストンバッグを出動させることが常であったが、今回は冬服を詰め込んだ上でお土産を入れるスペースが確保できて上々の出来だったと思う。さらに削るとしたら圧縮袋を使って衣類をコンパクトにするのと、モバイルバッテリはあまり使わないのと充電器と3口タップがかさばるのでUSBポートがついたAnkerのバッテリ内蔵の充電器を買ってもいいかもしれない。
とはいえボストンバッグを下げながらあちこち歩くのは負担だし、ロッカーを探して預けるのも若干手間なので、次は手持ちの18Lぐらいのデイバッグで旅行に行けたら楽だろうなと思っている。