Cafe&Meal MUJI「いちごパフェ」
名古屋のCafe&Meal MUJIで新商品のいちごパフェを食べてきた。
Cafe&Meal MUJIとは
Cafe&Meal MUJIは良品計画(無印良品の運営会社)が手がけるカフェ。
「素の食はおいしい。」をテーマに、素材の味を生かした、地球にも人にもやさしいメニューを展開している。無印良品と軸を同じくする理念だ。
東海地方には愛知県・名古屋市と三重県・四日市に店舗があり、
名古屋は名鉄百貨店本店のメンズ館の6階に入店している。
同じフロアに無印良品の旗艦店のひとつ、無印良品 名古屋名鉄百貨店もある。こちらは他の旗艦店にはあるMUJI BOOKSが無いのが寂しいが、限定カラーのオーダー家具やInfill+というリノベーションプロジェクトの取扱いがある(旗艦店でも一部店舗のみ)
他所のmeal MUJIは無印良品の売場中に入口があったりするが、名古屋の店舗は百貨店の通路側に入口を設けられており、離れ小島だ。
(名鉄百貨店HPより引用)
入口に席札があるので、自分で席を確保してからカウンターで注文をするセルフカフェ形式になっている。
いちごパフェ
料理はデリスタイルで既に調理済みの惣菜がショーケースに並んでいる。
パフェもベースの部分が組み上がった状態でケースに並んでおり、注文を受けてからソフトクリームの盛り付けなどの仕上げをしてくれる。
価格は単品で800円、ドリンクセットで1000円だった。
上にかかっているソースはジャムっぽすぎず、水っぽい果実の煮汁でもない、ちょうどよい塩梅で、イチゴのフレッシュ感を残しつつパフェのパーツとしてのパワーがある。素の食を標榜するmeal MUJIらしい。
ソフトクリームはミルク感はあるが、後味はさっぱりとしておりパフェの脇役に徹している。
ジューシーなイチゴが贅沢に並び、果肉たっぷりのイチゴサンデーのようだ。
下層に入るとしっとりしたクランブルとわずかにサクサクしたクランブル、クリーム、ソースを和えたイチゴが控えている。
クランブルはアーモンドの風味が豊かで、これだけ食べていたいと思うほど美味しかった。
下層はまるでアーモンドクリームをたっぷりつかったイチゴタルトのようで、食べ応えがあった。
さっぱりとした上層としっかりした下層で異なる味わいが楽しめる、
まさに「1皿で2度美味しい」パフェだった。
札幌で食べたPALのようなめくりめく味と食感の迷宮とも、雪印パーラーのクリームを楽しむシンプルなパフェとも違い、
メリハリのついた清々しいパフェだった。これぐらいサッパリしたパフェが、素材の味を楽しむのに1番いいのかもしれない。
さいごに
meal MUJIの料理は美味しくって、よく利用する。
巷に溢れる砂糖たっぷり塩分たっぷりの安直な美味しさとは違い、meal MUJIの最小限の調味で素材の味を最大限ひきだした滋味深い味わいは、料理の味付けはこれで良かったんだと気付かされる。
今回たべたパフェもイチゴの果実という素材をぞんぶんに楽しめるものだった