学校のカバンの中身(2018年度版)
前々回、大学生のカバン選びについて記事を書いた。hakulo.com
今日は実際にぼくのカバンの中身を紹介する。
カバンの中身
カバンはHERZの棒屋根かぶせバッグ
- クリアファイル
- iPad 6th gen.
- MacBook Pro(必要に応じて)
- アメニティポーチ
- 折りたたみ傘(必要に応じて)
- 鍵
- ペンケース(Apple Pencil, シャーペン, ボールペン, 消しゴム)
- トラベラーズノート
- ガジェットポーチ(関数電卓, モバイルバッテリ, イヤフォン)
- 財布
- iPhone SE
- Kindle Oasis
写真に入れ忘れたが、水筒と弁当、定期券も持って行っている。
モノひとつひとつ紹介してもいいが、冗長になるだけだろうから大局的な話をしようと思う。
大きな変化-iPad導入
昨年度から大きく変わったのはiPadを導入したことだ。
iPadの導入で不要になったモノもあれば、逆に増えたものもある。
まず大きく減ったのは教科書・ノートの類。ノートはGood Noteというアプリを使い、教科書は自炊してPDFになった。なのでメモ紙かわりのルーズリーフと小テスト・課題用のレポート用紙を数枚しか持ち歩かない。
授業で配布されるプリント類もスキャンして電子ノートに貼り付けたり、クラウドのファイルに保存している。
紙ベースの頃はプリントが何処かへ行ってしまうことが往々にしてあったが、iPadの導入から無くなった。
ペン類もほとんどが不要になり、色付きのボールペンとマーカー、定規がいなくなり、かわりにApple Pencilがやってきた。筆箱もペンが3本と消しゴムが入るだけの大きさものにかわった。
逆に増えたものはモバイルバッテリ。
東海地方はいつ地震が来てもおかしくないというので、元々防災用に薄型のバッテリは持っていた。
iPadをがっつり使うと1日バッテリが保たないのでモバイルバッテリから充電しようとしたが、容量とパワーが足りず、大容量のものに買いなおした。
iPadにもあるが、利便性がよくて敢えて使い続けているものが3つある。
1つ目は関数電卓。理工学部だと三角関数やdeg/rad、極座標表示など特殊な計算が頻出する。iPadのアプリでも関数電卓があることにはあるのだが、いまいち使いにくく、また科学定数の呼出し機能もないので、定番のCASIOを使い続けている。
2つ目はKindle。iPhoneにもiPadにもKindleアプリがあるが、iPhoneは画面が小さいし、iPadは電車で出すには大きい。それに液晶なので目が疲れる。Kindleは大きさがちょうどいいし、電子インクのアンチグレアディスプレイなのでずっと読んでいても目が疲れない。
3つ目はトラベラーズノート。スケジュールと考えを書き出すのに使っている。それこそiPadでいいんじゃないかって話だと思うが、スケジュールは紙の方が俯瞰しやすく、またバイトなどのシフトをちまちまGoogleカレンダーに登録するのは面倒くさい。
考えを書き出すのは、液晶だから目が疲れるという実用的な理由もあるが、なんだか感覚的に紙じゃないとダメなのだ。
さいごに
iPadの導入で多くの荷物が減った一方で、使用する頻度や時間が長いものはむしろ「コレじゃないとダメ」だという感覚が強くなった。
それは関数電卓のように現状iPadやアプリが追いつけていないことや、物理的な性質で利便性が低かったり慣れ親しんだ感覚に馴染まない所為である。
思えばかつて第4世代のiPod touchやiPhoneを手にした後も、カメラは相変わらず持ち続けていた。
iPadのおかげで荷物が減ると思ったが、その空いたスペースに「コレじゃないとダメ」なものを詰め込むようになり、荷物の量は変わらないのではないか。アノニマスなものはiPadに統合されて、その人らしいものがカバンの中身を占めていくようになるんじゃないかと思っている。