iMacをWindowsとUbuntuのトリプルブートに
iMacをmacOS、Windows、Ubuntuのトリプルブートにした。
最近iMacの動作が遅いのが気になっていて、寿命かと思ったけど、BootCampで入っているWindows10は普通に動く。
ともすれば、原因はNVDIAドライバか?
GPUで名高くMacにも採用されていたNVIDIAだが、急にAppleが締め出してしまったがために、High Sierraよりも後のmacOSでは使えなくなっている。Appleが独自路線で今まで使ってきたものをバッサリ捨ててしまうのは、今に始まったことではない。流行り出したDeepLarningでは必須なので復活するかなと思っていたけど、そんな気配もない。
Windowsをメインで使うのも癪に障るので、春休みの暇な時間を使って、Ubuntuをインストールした。
(自分の備忘録も兼ねて書いているので、Ubuntuのインストールとsudo apt-get、git cloneあたりまで使える前提です)
マシン:
iMac late2013 21.5inch 2,9GHzモデル(メモリのみ16GBに換装)
ブート状況:
macOS 10.15.3 Catalina (容量 743GB)
Windows10(容量256GB、BootCampでインストール)
(Windowsをインストールしていない場合は、手順3の後にBootCampでインストールしてください)
ディスクユーティリティから、Ubuntu用のパーティションを作成する。
macOSはお利口さんだから容量が汚くでもなんとかなると思い、Ubuntuの容量を2の倍数の384GBに。
大学ではROSを使う関係で16.04LTSを使っているが、家では使う予定はなくサポートの終了も近いので18.04LTSをインストールする。(20.04LTSがでたら入れ直そうと思っている)
ディスクの作成方法は下の記事を参考に、balenaEtcherを使って作成した。
USBは手順4まで抜いておく。
MacのUEFIではLinuxを認識できないので、rEFIndをインストールする。
こちらの記事を参考に・・・
記事中でも言及されているが、ことあるごとにrEFIndが無効化されるので、ダウンロードしたrEFIndのファイルは、どこかに残しておいたほうが楽です。
ついでに見た目も変えます。
手順はこちらの記事のとおりで、使ったthemeはrefind-black。
themeのconfigファイルが一部不十分なので、自分で書き込んでいく。画像やフォルダのパスをrEFIndのconfigファイルからの相対パスにしないといけないので、iconsや~.pngの前に/themes/refind-black-masterを追記する。
rEFIndが動くか確認したらシャットダウンしてインストールディスクを挿す。
再起動後、起動音と同時にoptionキーを長押しして、MacのUEFIを起動する。
USBを選択するとUbuntuが立ち上がるので、インストールメニューを選ぶ。
インストール中にmacOSなど他OSと共存させるか選択肢が出てくるので、
を選択する。
パーティションを選ぶ画面になるので、手順1で作成したパーティションを選択し、
にしてインストールを進める。
UbuntuでWi-Fiが使えない
有線LANかUSB経由のテザリングなどでネットにつなげる。
sudo apt-get updateとupgrade、再起動で様子を見る。
まだ繋がらなかったのでこちらを参考に、内蔵ネットワークカードなので、
を実行しWi-Fiのインターネットカードを特定。ググって、自分のWi-Fiごとの対策をとる。
Windowが起動しない
Ubuntuインストール以後、Windowsが起動しなくなった。
macOSでGPR fdiskをインストール。
ターミナルでsudo gdisk /dev/disk0を実行し、
で実行していく。
Ubuntuの設定は別記事にしています