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【2018北海道旅行】函館山と五稜郭とサッポロビールと【2日目】

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 2日目は初日に引き続いて函館観光と、昼頃から札幌に移動して中心部をまわった。

 

4:30 函館山

朝焼けを撮りに函館山に登頂した。いわゆるナイトハイク・夜間登山と呼ばれる登山である。

函館山は危険な野生動物がおらず登山路も整備されているので登りやすい。が、途中でいくつかのルートにわかれているのと2合目付近までは少し急で滑落する恐れがある、所々車道に出るので注意が必要だ。車でも山頂に行けるのでレンタカーを借りて登ってもいいと思う。
30分ぐらいかけ登りきった瞬間に、キラキラと輝く函館の街が見えた瞬間には感動した。

自分で登るという苦労の過程があったからこそ、美しさもひとしおだ。
それから日の出を待ち、6:30頃から30分かけ下山。もともと火山だったらしく足場がゴツゴツしているので、下りの方が足にかかる負担が大きかった。

 

 

6:30 函館護國神社

函館山の麓で神社を見つけたので参拝。この函館護國神社戊辰戦争の最終局面・箱館戦争の死者らを祀っている。
神社というと樹木が鬱蒼と茂っているイメージがあったが、この神社はそんなに植わってはおらず清々とした開放感があった。

 

 

7:00 朝市

十字街駅から市電に乗ってJR駅前の朝市へ。
カニエビ丼をいただいた。ウニとイクラ、函館名物のイカが嫌いという偏食家なのによく海鮮丼を食べにきたものだと、自分を問い詰めたい。

その後、摩周丸を見たり、スタバに寄ったりしてHakoBAに戻った。
このスタバ、外見から内見までオシャレなので是非見にいって欲しい。チェーン店の地方旗艦店や土着化を図った店を見て回るのは結構楽しい。

(夜撮ったから暗い・・・)

 

 

9:00 五稜郭

HakoBAをチェックアウトし、函館駅のコインロッカーに荷物を預けつつ予約していたスーパー北斗のチケットを発券し、市電で五稜郭公園に向かう。

タワーは900円で展望台に行ける。実際に星型の五稜郭を目にしておぉっと感嘆したり、今朝登った函館山を眺めたり、函館港を見たりしつつ、早々に飽きて降りた。

五稜郭自体は入場無料で、奉行所のみ見学料がいる。こちらは学生料金があり、学生証の提示で250円だった。
奉行所は明治の時代に解体されてしまい、見学できるのは2010年に再建されたものだ。残されていた文献などを元に工法から材料まで当時のまま再現されており、奉行所内ではその仔細を学ぶことができる。

些細だが嬉しかったのが組み木の展示だ。釘を使わずに木に溝を彫る工法は、宮大工の技だとかなんとかでよく耳にするが。実際に手にとって見る機会はそうそうなく、初めて実物を見る機会に恵まれた。

公園内は自由に散策できる。石垣綺麗。

水飲み場すら五角形である。

函館山を登った筋肉痛に苦しみながらもタワー含め2時間ほど楽しんだ。

 

 

11:00 無印良品 シエスタハコダテ店

無印良品、北海道の旗艦店のシエスタハコダテ店へ。市電の五稜郭公園駅の正面に立っているテナントの1〜3階に入店している。

MUJI BOOKSやIDÉE、Found MUJIなど大型店おなじみのものに混じって、コーヒーの焙煎やドライフラワーなど初めてみるものがちらほらと・・・!


他店だと倉庫にしまってあるか、床に直置きしているフィットするソファやPOOFも専用の業務用ラックに並べてあり、自分でピックアップする仕組み。


内装もグレーを基調としており、大人っぽい感じで昔の東京ミッドタウンのようだ。

MUJI BOOKSの選書のセンス(果実のテーマでいちご同盟が置いてあったのはびっくりしたけど)と関連する売り場に混じって置いてあるのが大好きなのだが、東海の旗艦店の名古屋名鉄百貨店にはMUJI BOOKSがなく、今度できる四日市店(遠い)が最寄り・・・・・・羨ましい。
文鳥文庫という面白いカタチの本が売っていたのを自分用のお土産にお買い上げ。

 

 

12:16 スーパー北斗(11号)


(雰囲気ある寂れた駅が多かった)

スーパー北斗で一路、札幌へ向かう。
スーパー北斗は自由席・指定席・グリーン車があるが、確実に座りたかったので指定席を購入した。観光閑散期で平日ということもあり、席は半分埋まっている程度だった。
今回乗った11号など一部の列車はワゴン販売はなく、車内の販売コーナーに自分で赴く必要がある。改札前で数に限りがあるので駅の売店での購入を推奨する案内があった。
朝食べた海鮮丼で満腹だったので食べ物は持ち込まなかったが、シエスタハコダテのCafe&Meal MUJIでデリをテイクアウトしても良いだろう。ミールムジの滋味深い味には毎回癒される。
車内ではiPadで写真の整理やダウンロードしておいたPrimeビデオ(夢幻三剣士)を見たり、仮眠をして過ごした。

 

 

17:00 サッポロビール博物館

16時に札幌到着。JR北海道駅とアピアの連絡階段の脇にあったコインロッカーに荷物を預けて、サッポロビール博物館へ向かう。
札幌駅を出て、道路を一本挟んだ斜向かいの東急百貨店前からバスが出ている。
レンガ建ての博物館は外見も楽しむ事ができる。
博物館は入館料無料で、500円のツアーも用意されている。せっかくなので参加したが、サッポロビールの嚆矢や展示についてパネルにない内容まで詳しく説明してもらえる他、サッポロビールおすすめ注ぎ方も教えてもらえ、充実した内容だ。目玉は創業当時のレシピを再現した復刻札幌製麦酒と黒ラベルの飲み比べで、復刻麦酒はツアーでしか飲めないそうだ。


テイスティングコーナーやミュージアムショップでは、開拓使麦酒や北海道内限定発売のクラシックといった道外では買えないビールが並び、お土産に最適だ。
開拓使麦酒は博物館付近にあるサッポロファクトリー内の醸造所で製造・販売している。工場跡をショッピングモールに改装した施設で、醸造所の見学もできるそうだ。

 

 

18:30 夜パフェ

札幌では呑みのシメにパフェを食べるのが流行っているらしい。ビールを飲んだ後で丁度いいやとmiLというお店を訪れた。

 

 

19:30 札幌ステラプレイス

駅前に移動し、札幌ステラプレイスに入っている「Smith」へ。
成田空港の店舗同様に、こちらでは札幌限定柄のRollbahnを売っている。文具好きな知人へのお土産に買い求め、ホテルにチェックインの時間までウィンドウショッピングを楽しんだ。

 

 

2日目のまとめ

1日目は景観をボーッと眺めるのが中心だったが、2日目はじっくり見入るものが多く、違うベクトルで満足度が高かった。史跡や博物館だけでなく、スタバや無印良品といった全国チェーンの店でもその土地々々で違いがあったりするので見ていて楽しい。

もう飛行機で散々移動した後だったので距離感が麻痺していたが、函館のスタバでドリップコーヒーを買って札幌でおかわりをしたが、その時に「長旅おつかれさまです」と言われたので、北海道はでっかいどうを実感したり。

 

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