Ubuntu20.04LTSをMacにインストールして日本語環境にする
2020年4月24日にUbuntu20.04LTSの正式版がリリースされた。
さっそくインストールしたので、備忘録的にまとめる。
とはいえ、基本的にはいままでのUbuntuと違いはない。
インストール手順やディレクトリの英語化、GNOMEの拡張機能、Hyper、Nemoのインストールは過去記事のとおりに・・・
日本語化
まだ日本語Remix(日本語環境に必要なパッケージが一体になったもの)はリリースされていないので、
自分で日本語環境にする必要がある。
アプリケーションの「Language Support(言語サポート)」を起動する。
「言語サポートがすべてインストールされてません〜」というような案内が出るのでインストールする。
再起動する。
Appleキーボードへの対応
かな/英数キーの有効化(2020/5/13追記あり)
JIS配列のApple製キーボードの対応手順はいろいろ出回っている。テンキー付きのUSB接続だからかわからないけど、なかなかうまく行かなかった。
試しているうちに成功したパターンなので、あまり良い方法ではないかも・・・
アプリケーションの「Language Support(言語サポート)」からIMシステムを「iBus」から「fcitx」に変更する。
再起動してから、アプリケーション「Fcitx設定」を立ち上げる。
入力メソッドに「Mozc」を追加する。「Mozc」を選択した状態でウィンドウ下の歯車マークをクリックするとキーボードレイアウトを選ぶポップアップが出るので
「日本語 - 日本語(Macintosh)」を選択する。
再起動する。
(2020/5/13追記)
3密対策で人気のZoomだが、インストール時に強制的にiBusが入るのと、発動条件は謎だがZoom操作中にiBusに切り替わってしまうので、fcitxだと入力できなくなる。
iBusへの切り替えは
$ ibus restart
$ gsettings set org.gnome.desktop.input-sources sources "[('xkb', 'jp'), ('ibus', 'mozc-jp')]"
でうまくいった
(追記ここまで)
commandキーをCtrlキーにする
アプリケーション「Tweaks」を起動する。
サイドメニューの「キーボードとマウス」を選択し、「追加のレイアウトオプション」をクリックする。
「Alt/Winキーの動作」から「Ctrl is mapped to Win and the usual Ctrl keys」という項目にチェックを入れる。
その他
日本語環境だと時計まわりが崩れてみえるので、こちらの記事を参考に修正する。