トラベラーズノートの自作ノートリフィルの作りかた(糸綴じ)
こんにちは
トラベラーズノートの純正リフィルは
紙質が良く、万年筆でも裏抜けしないのが魅力ではあるんですが
なにぶん高い
お金のない学生風情ではメモ書きするのにもかしこまってしまい
なかなか気軽に使えません
なので最近は自分で作っています
そこそこ紙にこだわって作っても100円以下、70円ぐらいで作れてしまいます
こちらの記事では糸綴じの作り方を紹介しています
ホッチキス留めの方法は下記の記事で紹介しています
材料と道具
紙
紙はエトランジェ・ディ・コスタリカの厚口のアイボリーを使っています
真っ白だと目がチカチカするので
純正リフィルで使われているMD用紙の半分以下の価格ですが
書き心地は良いです
ホッチキス留めの記事では中厚口を使っていますが
厚口の方が万年筆で書いたときに裏抜けしにくいです
ただ厚みが出るので使っているホッチキスではパワーが足りず
糸綴じするしかないのです
表紙
キャンソン社のミ・タントを使っています
日本ではスケッチブックやニーモシネシリーズで有名なマルマンが販売を行っています
コットンを50%配合し、丈夫さやコシがある紙質が魅力的
糸と針
普通の裁縫用の糸と針で綴じます
カッターもしくはキリ
糸を通すための穴を開けます
裁断機もしくはカッター
トラベラーズノートはサイズが特殊なので
自分で切ってサイズを整えなくてはいけません
カッターでも十分ですが
裁断機の方がラクです
都会の方だとノマド向けのスペースに自炊用に裁断機が置いてあるところもあるそうで・・・
羨ましい・・・・・・
ステップ1: 穴あけ
まず紙を重ねて半分に折ります
今回は表紙と中のページは8枚でいきます
クリップなどで固定したら
穴をあける位置にマーカーでしるしをつけます
今回は両端から5mmの位置と、残りは40mm(4cm)間隔にしるしを付けました
カッターで全ての紙に穴が開くように切ります
キリなどであける場合はノートを開いた状態で、折り目の所を穿ちます
怪我にはご注意ください
ステップ2: 糸通し
まず両端の穴と穴を、ノートの背側から、糸で通します
次に端の隣の穴から糸を出して、
背側を通っている糸に引っ掛けて、また同じ穴を通します
そしてまた隣の穴から糸を出して・・・を繰り返します
ちょっとわかりにくいのでイラストに(青い丸が穴です)
背側を通して・・・
(糸の色が違いますが、同じ糸です)
背側の糸に引っ掛けるようにして糸を通すのを最後の穴(端の隣)まで繰り返します
それが終わったら、
糸の端を背側に引っ張り出して
結び合せます
中はこんな感じ
ステップ3: 裁断
あとはホッチキス留めと同じように裁断をして、
背中をマステで保護して
完成です
おまけ
写真を見て気づかれた方もいるかと思いますが
表紙にイラストを印刷しています
お気に入りものを印刷すると
見栄えが良くなりますし、愛着もわきますよね
ただ私的利用ならいいんですが
他人に譲渡するのは著作権的にアウトなので
あくまでも個人利用での楽しみ方です
ちなみに今回使わせていただいたのは
Noirさんの「5:15 a.m.」という作品です
最後に
僕は節約のために自作していますが
好きな紙に書きたい、自分オリジナルの罫線を使いたいって目的で
作る方もいるそうです
使い方が自由なトラベラーズノート
リフィルも自由に楽しみたいですね